例年11月~3月ごろにかけてお問い合わせが集中するため、正式な申請書類の提出が遅れると、確定申告に間に合わない可能性があります。
エンジェル税制は要件が複雑で必要書類も多いため、申請書類の不備が多くなっています。申請書類に不備があると、申請内容の修正が必要となります。多くの申請企業が申請内容の修正が終わるまでに2か月以上を要しています。申請内容の修正が終わってから原則1か月程度で申請企業あてに確認書を交付します。余裕をもったご準備をお勧めいたします。
令和6年10月から、申請方法を電子申請に変更します。
詳細は、申請から確定申告までの流れをご確認ください。
エンジェル税制とは、企業への投資を促進するために企業へ投資を行った個人投資家に対して税制上の優遇を行う制度です。 エンジェル税制の優遇措置を受けるためには、基準日において企業要件と個人投資家要件をすべてみたす必要があります。
個人投資家(エンジェル)からの投資を受けるチャンスが増えます。
投資した年に所得税の優遇措置を、株式を売却して損失が発生した場合に所得税および住民税の優遇措置を受けることができます。
エンジェル税制には、以下の投資方法があります。 確認申請の方法がそれぞれ異なります。
エンジェル税制の申請は、企業が本店所在地の都道府県に対して行います。
以下の2つの申請方法があり、どちらも基準日において企業要件、個人投資家要件をすべて満たす必要があります。
(事前確認制度を利用しない場合)
投資を受けた後に、基準日(通常、払込期日)において企業要件、個人投資家要件をみたす旨の確認申請を行います。
(事前確認制度を利用する場合)
(1)投資を受ける前に、基準日(確認申請日)において企業要件をみたす旨の事前確認申請を行います。
(2)事前確認の有効期限内に投資を受けた後に、
基準日(通常、払込期日)において企業要件および個人投資家要件をみたす旨の確認申請を行います。
※事前確認制度を利用しなくても、エンジェル税制の要件を満たせば優遇措置を受けることができます。